こんばんは。
この記事でちょっと思い出したんですがイノベーションのジレンマってあるじゃないですか。ざっくりいうと要求レベルを超える品質の高価なAという商品と下回る安価なBという商品がどちらも技術の進歩で品質があがります。要求レベルが厳然としてあればずーっとAが売れ続けるんですが、Bの品質が要求レベルを上回った瞬間Aが全く売れなくなりBが売れ出すという現象です。この記事の例で言えば普通自動車よりも性能に劣る軽自動車が技術の進歩により、あるいは環境の変化で軽自動車の優位性が高まり要求レベルを超えるような現象が考えられるわけです。というかほとんどの人にとってはそうなっているとおもうんですね。
ただ、「軽自動車なんて男の乗るもんじゃねー」という世代はいくら軽自動車がいいとしても買わない。それには世代交代が必要で、変わるより替わるが必要なんだろうなーなどと考えておりました。
この記事は2点の指摘をしていて、変わらないなら替えちゃえばいいじゃん、っていうことと、変わらないと替えられちゃうよ、っていうこと。正社員を既得権者として描いていますけど既得権者となった正社員はどのように振る舞うべきなんでしょうかね。
イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき (Harvard business school press)