人名の柔道技まとめ

最近少年柔道に混ぜてもらって学生時代以来久々にゆるゆると柔道の練習をすることがあり、YouTubeやらその他ネットの記事やらで柔道情報に触れることが少し増えました。その中で技名に人の名前が含まれている柔道技を調べたり思い出したりしてた時に、ちょろっとまとめてみようと思い立ちました。当時(2000年ぐらいまで)使っていたものから初めて聞いたものまでいろいろです。ブログを書くタイミングで初めて聞いたものは「初耳」とつけてあります。技と技名、人物の関係が間違ってるかもしれないので気づかれた際にはご指摘いただければ。

 

高橋返し(高橋政男)

学生時代の私にとって寝技で下からの攻めといえば高橋返し。縦返しとか横返しとか呼ぶチームもあるようです。


高橋返し - 京大柔道技事典 - atwiki(アットウィキ) 

w.atwiki.jp


高橋政男 - Wikipedia 

ja.wikipedia.org

 

浅野返し/下村返し(浅野善造/旧姓下村とのことらしい)

こちらも下からの返し技。私は格下の相手を楽に取るためのハメ技的に多用していました。私の周りでは浅野返しとよんでいたのですが合同合宿の講習で下村返しというよく似た技を教えてもらった記憶があります。どうやら同一人物らしいですね。


浅野返し - 京大柔道技事典 - atwiki(アットウィキ) 

w.atwiki.jp


Kosen Judo Vol 1 Part 2 - YouTube 

www.youtube.com


<おまけ>浅野返しと仁木返し | あこう堂のホームページ 

accordsuma.grupo.jp

 

仁木返し(仁木征輝)

初耳。浅野返しを検索している中で見つけた上記サイトで知った仁木返し。浅野返しと似たような形ですが相手を持ち上げる足が逆のようです。知らない状態で見せられて技名を聞かれたら「帯取返」「引込返」と答えるかもしれませんが、相手のコントロールがちょっと違う感じですかね。

仁木征輝・柔道寝技~仁木返し(niki-gaeshi) - YouTube 

www.youtube.com

 

仁木征輝 Niki Seiki – 柔道七段 | 達人・名人・秘伝の師範たち | 武道・武術の総合情報サイト WEB秘伝 

webhiden.jp

 

元谷返し(元谷金次郎)

当時(今も?)元谷氏が京都大学で指導されていたらしく、京大の選手に教えてもらいました。体格差があると楽に取れたりするので通称デブ返しとも聞いたことがあります。細かいことを除けばシンプルだし、初期に学ぶカメ取り技になってても良さそうなんですけれども。

【京大柔道部直伝】元谷返しのコツ #柔道 #柔術 - YouTube 

www.youtube.com

 

元谷金次郎 - Wikipediaja.wikipedia.org

 

元谷金次郎 vs. 中西英敏。95kg寝技師と71kg鉄人が全日本選手権で激突。 - YouTube 

www.youtube.com

 

ヤスケビッチ式十字固め(Alexander Iatskevich)/アダムス式十字固め(Neil Adams)

どちらも名前は聞くけどどっちがどっちかよくわからないやつ。後頭部を脛で抑えて相手を前転させるようなイメージがヤスケビッチ式、ひざの裏で顔をひっかけてひっくり返すようなイメージがアダムス式かな。貼り付けたご本人の映像ではいろんな取り方しているので何が何だかですが。

【しんすけ先生】ヤスケビッチ式腕十字 - YouTube 

www.youtube.com

Alexander Iatskevich Russian Juji Gatame series (youtube.com)www.youtube.com

Aleksandrs Jackēvičs - WikipediaAleksandrs Jackēvičs - Wikipedia

en.wikipedia.org

 

ニール・アダムスの元祖「アダムス式十字」 - YouTube 

www.youtube.com

 

ニール・アダムス (柔道) - Wikipediaja.wikipedia.org

 

舟久保固め、舟久保返し(舟久保遥香)

SRTとか腹包みとか言われるカメ取り技は学生のころもたまに目にしていて自分でも形だけ試したりしていましたが、卒業後に結構流行りだしたイメージです。舟久保返しはSRTをベースに相手を超えていく感じの変形といった雰囲気。

 

Funakubo-Gatame Judo Newaza 舟久保遥香 舟久保固め 柔道 寝技 (youtube.com)

 

 www.youtube.com

 

舟久保遥香 - Wikipediaja.wikipedia.org

 

丸山スペシャル(丸山顕志)

ズボンを持つ、頭から突っ込むという現在では2重の意味で使えない変形の袖釣込腰。

 

youtu.be

 

丸山顕志 - Wikipediaja.wikipedia.org

 

コムロック(小室宏二)

この形で腕を極めたり抑え込んだりする人はたまにいましたが、突っ込み絞めに極めるのは見た記憶がないと思います。小室氏は同世代のはずなので当時から使われていたのだと思いますがこの名前は寡聞にして知りませんでした。

ザ・コムロック 小室宏二 - YouTube (製品紹介のサンプル)youtu.be

 

伝説の柔道家小室宏二選手のコムロックの極め方を説明した - YouTube 

www.youtube.com

 

小室宏二 - Wikipediaja.wikipedia.org

 

髙藤スペシャル(髙藤直寿)

初耳。もともと足を持つ形のすくい投げを得意としていた髙藤氏が、ルール変更で使えなくなったところから開発したものだそう。相撲のやぐら投げのような形と表現されていることが多そうです。受けの方に足を完全に向けて内股と同様の投げ方をすることをイメージするとこうなりそうなかんじでしょうか。

自分の名前がついた技を解説してみた【高藤スペシャル】 (youtube.com)

www.youtube.com

髙藤直寿 - Wikipediaja.wikipedia.org

橋本スペシャル(橋本壮市)

 初耳。どうも御本人が研究熱心で開発した技に自ら名付けている模様。何なら橋本スペシャル3まで記載を見つけました。まとめると片手だけの袖釣りなのですが、昔から誰かは使っていると思うのでそのうち名前は忘れられてしまいそうな予感もします…

 

【得意技は橋本スペシャル】橋本壮市選手(団体男子73kg級)<2019世界柔道選手権>8/25(日)~9/1(日)フジテレビ系で8夜連続独占中継! (youtube.com)

www.youtube.com

 

「橋本スペシャル」で世界一!独自の技で進撃「最高です」― スポニチ Sponichi Annex スポーツwww.sponichi.co.jp 

 

橋本壮市 - Wikipedia

ja.wikipedia.org

 

加藤返し(加藤博剛)

 初耳。説明は難しいのですが、カメの相手を前述ヤスケビッチ式のように前転させてひっくり返すときに、自分は相手の腕を召し取りのような形で極めておくと、返った時に自然と裏固めになっている、という感じ。まぁ、見るのが早いです。裏固めが講道館ルールでも抑え込みと認められているのは割と最近だけだと思いますが、それよりはるか昔この形で抑えて「ソファ固め」と語った先輩がいました。

加藤返し 一本集 柔道 寝技 Kato Roll Judo Newaza (youtube.com)

www.youtube.com

 

加藤博剛 - Wikipedia

ja.wikipedia.org

 

 

 

その他候補(更新するかも)

検索していると思い出したり見つけたりで地味に終わりが見えないのでいったんアップ。部活の先輩の名前がついている、というレベルまで含めれば無数に増えそうです。ちょっと頭をよぎった、ネットで見かけたレベルも含めて人名がフルネームで追えそうな範囲でメモします。

 

シバロック(柴田道秀)
 …初耳。これ抑え込みになるんかな。

ハバレリ/帯取返(Shota Khabareli)
 …初耳。帯取返と呼ばれる技はいくつかある模様。帯取返と聞いて私が思い浮かべるのは引込返。

ビロディド三角(Daria Hennadiyivna Bilodid)
 …初耳。一つのYoutubeチャネルだけしか見つからず。でも御本人の映像も見つけた。

デラヒーバ(ヒカルド・デラヒーバ)
 …柔道でも使うよね?

遠藤返し/SRT/スーパーローリングサンダー/腹包み(遠藤泰治)
 …人名は初耳。返し方としては昔から知ってる。

柴山縦返し(柴山修)
 …初耳。SRTと近い発想かな。

ネルソン(ホレーショ・ネルソン?)
 …初耳。プロレス技が元?いろんな形が見つかるので掴みきれていない。

ラーツ・ドロップ(ラーツ兄弟)

 …初耳。足を持たない肩車。なぜかWikipediaでだけ見つかる。

酒井返し(酒井英幸)

 …初耳。"今では全国的に使われている「酒井返し」"などの記載があったり、氏のWikipediaに"酒井返し"の記述があったりする。あまり情報がなく確信が持てませんが高橋返しで最後脇を掬わず足を持つ感じかな。

STO/スペーストルネードオガワ(小川直也)
 …もはや柔道技ではない

キムラロック(木村政彦)
 …柔道では呼ばないな…

他にも何かございましたら…

 

東京オリンピックで感じたことあれこれ

こんにちは。

今さら感満載ですが東京オリンピックを通じて、感じたことを吐き出しておこうと思います。

 

コロナ禍での開催について

これは正直降って湧いたような問題で、最適解はよくわかりませんが、やるならきちんとしてもらいたかった。きちんとと言うのは例えば『魅力のある大会で世界をテレビの前に釘付けにします』とか『想定される中で最適な感染対策を施し、大規模イベントのモデルケースにします』とか、そういうコロナへのアプローチのイメージです。そのためにも大会関係者は競技以外では一般人以上に節度のある行動をとってもらいたかった。なかなか難しいんでしょうが。

 

開会式

リオ五輪の閉会式の東京アピールが好きすぎて何十回も見たりしていました。

https://youtu.be/FNuqKVG781I

東京の開会式は期待していた同じテイストではなく残念だったのだけれど、まさに私の見たかった開会式が計画されていたらしい。

https://bunshun.jp/denshiban/articles/b1486

世界に見せたい日本はこっちだったなぁ。本当に残念。

 

トランスジェンダー

トランスジェンダーの選手が女子の種目に初出場とのこと。特に男性優位となりがちな競技では男女分けなんてしているからややこしくなるんじゃないかと思いつつあります。性別不問部門と厳格規定の女性限定部門に分ければ、前者が基本で男女関係なくなるし、後者で女性アスリートもある程度救えるんじゃないだろうか。トップレベルの将棋では何故か女性より男性が強いらしく、性別不問の棋士と女性限定の女流棋士という区分になっていると思いますが、同様の分け方です。

 

新しい芸術系種目

今回に限らないんですが、新しい芸術系種目は自分の中に基準が全くないからかあまり楽しめない傾向にあります。昔からある体操とかシンクロナイズドスイミング(アーティスティックスイミングというんですか?)だとなんとなくこっちがすごいとかわかるんですが、それがないですねえ。スポーツクライミングでもスピードを競う奴は楽しめる感じですが、難易度の高い壁とかは難しいことはわかりますが難しさの差がよくわからなくてピンとこない感じがありました。

 

金メダルを噛んだ市長

そもそも人が大切にしているであろうものを噛むと言う発想がまったくだめだわ。ましてやオリンピックの金メダル。私だったらメダル部分に触れるのも『触っても大丈夫ですか?』とおそるおそるになりそう。

 

などと言いつつリアルタイムで見たり結果を楽しみにしていた競技はなく、ニュースでたまたま流れてきた映像をみるぐらいでした。心から楽しめるオリンピックではなかったなぁ。そんな見方だからかもしれませんが。

「教養」とは学歴のことではなく、「一人で時間をつぶせる技術」のことでもある

こんにちは。

ここのところ、と言ってももう一年以上になりますがコロナのニュースばかりでげんなりしますね。

タイトルは中島らもの『今夜、すベてのバーで』の一文です。 コロナに対して公的な、あるいは企業の対策の問題は多くあるでしょうが、 一人ひとりに求められるスキルとして「一人で時間をつぶせる技術」があり、 また、世界中で「教養」が試されているのかもしれないとこの一文を読むと感じます。

教養というと高尚なもののように感じられますが、 「一人で時間をつぶせる技術」と思えばハードルは下がります。 いわゆる教養っぽい取り組みだけではなく、 DIYでなにか作ったり修理してみたり、お菓子を作って食べてみたり、 筋トレとかジョギングとかでストレスなく時間を使えるなら 「一人で時間をつぶせる技術」である「教養」があるといえるかもしれません。 このご時世ならオンラインで友人と会話を楽しむのも 「一人で時間をつぶせる技術」の拡張と考えられるかもしれません。

「教養(=一人で時間をつぶせる技術)」を磨いて感染症とともに生きる時代を乗り切りましょう。

ちなみにこのシーンはドラッグも含めて中毒患者が発生する原因についての、主人公による考察の場面です。 前後を含めて引用すると…

 アル中の要因は、あり余る「時間」だ。国の保障が行き届いていること がかえって皮肉な結果をもたらしていることになる。日本でもコンピュー タの導入などによって労働時間は大きく短縮されてくる。平均寿命の伸び と停年の落差も膨大な「空白の時間」を生む。「教養」のない人間には酒 を飲むことくらいしか残されていない。「教養」とは学歴のことではなく、 「一人で時間をつぶせる技術」のことでもある。
 要因は完璧なまでにそろっている。

私はほとんどお酒を飲みませんが、飲まれる方はお気をつけください。

毎日積立投信をセットしてみた件

こんにちは。

投資は10年ぐらいなんとなくインデックス運用で続けているのですがブログやなんかで手持ちの資産をオープンにするのは憚られるものです。とはいえ新規で始める分にはまあいいかなという感覚。

ということで見せる用の運用ということでSBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンドを毎日1,000円積み立てることにしました。個人的にはNYダウでもMSCIのオールカントリーとかコクサイとかでもよかったんですが、まぁ、その辺は気分です。

ちなみに証券会社の流行はSBIか楽天と承知しているのですが、私のメインはマネックスです。10年ほど前、投資を始めようと思った時にマネックスとSBI同時に手続きを始めて先に開通したというだけの理由です。そのうち精査してもいいかもしれません。

 

RGBをリアルタイムで入れ替えて表示するツールをPythonで作ったよ

こんにちは。

私、色盲というのか色弱というのか色が苦手で、困ることはそんなに多くないのですが時々「こんなツールがあると助かるなあ」というときがあります。それも基本的にパソコン上での作業は、学生時代に見つけた「色々の色」を使うと概ね事足ります。

forest.watch.impress.co.jp

あともうちょいほしい機能としてはタイトルの通り、RGBを入れ替えて表示するというものがあります。ディスプレイの色は光の三原色であるRGB(=赤、緑、青)の強さを0~255の256段階で決定し、組み合わせることで表現されます。私の見え方ではRGBでいうとRに対する感度が弱く、Rの有無が識別のポイントになっている色同士の区別が難しいようです。例として…

f:id:mamiske:20210407005122p:plain

3つの数字は文字の色をRGBで示しています。①と②はR=255かR=0かの違いですので、瞬時で識別が難しいです。たとえば今の職場では図面のルールとして形状は①の色、寸法線は②の色となっています。多くの人はRに対する感度が高く、①と②は大きく違う色と認識されることが多いようなので認識に大きなギャップがあります。この線はどっちだ?というのを瞬時に見分けられると便利です。

Windows標準で拡大鏡というツールが入っていて色の反転ができますが、それは①と②を③と④に変えるものです。結局R=0かR=255かが識別のポイントなので、瞬時で判別が難しいです。多くの人にとっては全く違う色でしょうが、私にとって赤は目立たなく、黒と見間違うぐらい地味な暗い色なのです。一方でRとBを入れ替えて⑤と⑥にするとB=255かB=0かが識別のポイントになっているので簡単に識別できます。

人類の98%ぐらいの人には不要だと思いますが、この色を入れ替えるツールをPythonで作ってみました。ラジオボタンで選んだ変換をします。

import tkinter as tk
from tkinter import *
from PIL import ImageGrab, Image, ImageTk
import pyautogui as pgui
import numpy as np

root = tk.Tk()
root.geometry("300x200")
root.title("RGB Switcher")

cont_bln = tk.BooleanVar()
cont_bln.set(False)

img_size = 200
img_half = img_size / 2


# ラジオボタンのチェック確認用
var = tk.IntVar()
var.set(0)

def pil_to_tk(pil_image):
    global var
    im = np.array(pil_image)
    im_swap = im.copy()
    if var.get() == 0:
        im_swap[:, :, 0], im_swap[:, :, 2] = im[:, :, 2], im[:, :, 0]
    elif var.get() == 1:
        im_swap[:, :, 0], im_swap[:, :, 1] = im[:, :, 1], im[:, :, 0]
    elif var.get() == 2:
        im_swap[:, :, 1], im_swap[:, :, 2] = im[:, :, 2], im[:, :, 1]
    elif var.get() == 3:
        im_swap[:, :, 0], im_swap[:, :, 1] , im_swap[:, :, 2] \
                   = im[:, :, 2], im[:, :, 0] , im[:, :, 1]
    elif var.get() == 4:
        im_swap[:, :, 0], im_swap[:, :, 1] , im_swap[:, :, 2] \
                   = im[:, :, 1], im[:, :, 2] , im[:, :, 0]
        
    pil_img_swap = Image.fromarray(im_swap)

    # Tkinter画像オブジェクトをPIL画像オブジェクトから生成
    tk_image = ImageTk.PhotoImage(pil_img_swap)
    return tk_image


def cont_func():
    global cont_bln
    global tk_image
    global img_half
    if cont_bln.get() == True:
        x, y = pgui.position()
        pil_image = ImageGrab.grab ( bbox = ( x - img_half,
                                              y - img_half,
                                              x + img_half,
                                              y + img_half )
                                     )

        # PIL画像オブジェクトをTkinter画像オブジェクトに変換
        tk_image = pil_to_tk(pil_image)
        canvas.create_image(
        tk_image.width() // 2,
        tk_image.height() // 2,
        image=tk_image)
        root.after_idle( root.after, 0, cont_func )
        
def cont_pressed():
    global cont_bln
    if cont_bln.get() == False:
        cont_bln.set(True)
        root.after_idle( root.after, 0, cont_func )
    else:
        cont_bln.set(False)

# マウスポインタの位置を取得
x, y = pgui.position()
# マウスポインタ周辺の画像を取得
pil_image = ImageGrab.grab ( bbox = ( x - img_half,
                                      y - img_half,
                                      x + img_half,
                                      y + img_half )
                             )
# PIL画像オブジェクトをTkinter画像オブジェクトに変換
tk_image = pil_to_tk(pil_image)

frame = Frame(root, bd=1)
cont_btn = tk.Button(frame, text = "実行/停止", command=cont_pressed)
cont_chk = tk.Checkbutton(frame, variable = cont_bln, text = "実行中")
canvas = tk.Canvas(frame, width=img_size, height=img_size) 
rad_btn0 = tk.Radiobutton(frame, value=0, variable=var, text='RGB->BGR')
rad_btn1 = tk.Radiobutton(frame, value=1, variable=var, text='RGB->GRB')
rad_btn2 = tk.Radiobutton(frame, value=2, variable=var, text='RGB->RBG')
rad_btn3 = tk.Radiobutton(frame, value=3, variable=var, text='RGB->GBR')
rad_btn4 = tk.Radiobutton(frame, value=4, variable=var, text='RGB->BRG')

frame.grid(row=0,column=0)
canvas.pack(side=LEFT)
rad_btn0.pack(side=TOP)
rad_btn1.pack(side=TOP)
rad_btn2.pack(side=TOP)
rad_btn3.pack(side=TOP)
rad_btn4.pack(side=TOP)
cont_btn.pack(side=TOP)
cont_chk.pack(side=TOP)

root.attributes("-topmost", True)
root.mainloop()

参考にしたもの
NumPyでRGB画像の色チャンネルを分離して単色化、白黒化、色交換 | note.nkmk.me
[Python][Windows] Pythonでスクリーンキャプチャを行う - Qiita
【Python】ラジオボタン(Radiobutton)を作成する | 鎖プログラム
Python 3.x - Python3 Tkinter after()について|teratail
Tkinter 入門: 2. Widget を配置しよう
Python&tkinterで周期処理をしたいんだけどうまく行かなかった話と解決方法 - ウォーミングアップ

ちなみに何言っているかわからないかもしれませんが、いつも紛らわしいパワーポイントとエクセルのアイコンを見て
f:id:mamiske:20210407010206p:plain
「お前らホンマに違う色やったんやなあ」と思いました。

KiCADがもうすぐ日本語表示できそうなことに気づいた話

こんにちは。

回路図用のCADはいろいろ触ってみていて、無償のCADではKiCADが一番使いやすいなぁと思っていたのですが、日本語がうまく使えないのがネックでした。 フォントを持っていないのか、日本語のフォントをマージしてビルドしないと使えないようでした。以下のようなサイトを参考にしながらマージビルドにチャレンジして、だいたい途中でめんどくさくなってビルド済みのものを拾ってきては使っていました。現在正式版の最新が5.1.9に対して5.1.4の対応。 crl.sbd.bz

で、何とか日本語対応せんものかとあちこち検索かけていたらツイッターにこんなのが…

おおっ、と思ってNightly Buildをインストールすると確かに日本語表示が。

f:id:mamiske:20210113212435p:plain
KiCAD日本語表示

表示を見るとバージョン5.99。正式にはメジャーバージョンが上がってKiCAD 6.0での対応かな。これでだいぶ不満が解消します。

Python&tkinterで周期処理をしたいんだけどうまく行かなかった話と解決方法

こんにちは

回路の評価用に素人ながらPythonとtkinterを使ってツールを作っています。定期的、周期的にシリアル通信でコマンドを送信したくて色々試していました。調べて簡単に見つかるものはじわじわずれていったり、tkinterで使うと処理が帰ってこなくなったりするケースのものばかりだったのです。

そこでとりあえずうまくいった方法を。

import tkinter as tk
from tkinter import *
import time

root = tk.Tk()
root.geometry("200x50")
root.title("連続動作確認")

cont_bln = tk.BooleanVar()
cont_bln.set(False)

def cont_func():
    global cont_bln
    global cont_start  
    if cont_bln.get() == True:
        now = time.time()
        timediff = int ( ( now - cont_start ) * 1000 ) # msec
        next_count, tmp_time = divmod ( timediff, 1000 )
        next_time = 1000 - tmp_time
        # ここに処理を入れる
        print ( str(next_count) + " " + str(next_time) + " " + str(now) )
        root.after( next_time, cont_func )
        
def cont_pressed():
    global cont_bln
    global cont_start
    if cont_bln.get() == False:
        cont_bln.set(True)
        cont_start = time.time() # UNIX時間(秒)
        print ( "START " + str ( cont_start ) )
        root.after( 1000, cont_func )
    else:
        cont_bln.set(False)


frame = Frame(root, bd=1)
cont_btn = tk.Button(frame, text = "連続/停止", command=cont_pressed)
cont_chk = tk.Checkbutton(frame, variable = cont_bln, text = "連続動作中")

frame.grid(row=0,column=0)
cont_btn.pack(side=LEFT)
cont_chk.pack(side=LEFT)

root.mainloop()

ボタンを押すと1秒ごとに処理が走ります。チェックボックスの状態をそのままフラグとして使っているので、現状では動作中にチェックを外すと止まることになっています。実際使っているものからチャカっと切り出したので変なのが残っている気もしますが。

例えば以下のOK例と比べると、私の環境では少し毎回の精度が悪いようなんですが、なにか乱れる理由あるんですかねぇ。長期的にずれなければ毎回は多少ずれても良かったのでそのまま使っています。ちなみにあまり理解できていないこともありますが、リンク先の方法を使おうとすると処理が帰ってこない状態でした。

qiita.com