読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

大震災から18年

1月17日と聞いて、かつては胸が強く傷んだはずだと思うのだけれど、今朝ニュースで映像を見るまでそんな感覚がなかったことにびっくりした。

東北の地震があったからなのか、時間がたってそうなってしまったのか。

私は当時大阪在住の高校生でしたが幸いにして私の知人には生命を落とすような被害者はいませんでした。地震の瞬間はといえば、17日提出期限の冬休みの宿題が片付いていなかったので徹夜でがんばっていて、まだ完成ではないけどそろそろこれぐらいだったら出してもなんとかなるからちょっとでも寝るかなーと思ったところにあの揺れです。ちなみに提出期限は伸びました。

その当日の夜から、こたつで夕食を食べながらテレビで潰れた家を火災が片っ端から燃やしていく映像を見る毎日。まるで映画か何かを見ているような感覚でしたが、その一年後神戸の大学に進学することになり、その頃でも潰れた家や更地があちこちにあって、確かに現実だったんだなぁと遅れて実感するのでした。

神戸在住というマンガがありまして、アフタヌーンに連載されていたんですが、地震に関連して書かれていたことで印象的だったのが「神戸の人は『震災前、震災後』とよく言う」というのと「外から来た人に地震を語られたくない」という話。

…と、探したら単行本でてきた。「私が何を語っても…(中略)…当事者の方々を傷つける様な気がする―私が"部外者"だからである」「神戸の人は、よくこう言う『それは震災の前か?後か?』」神戸に引っ越してきた女子大学生が主人公のエッセイ風マンガなのです。ちょっと記憶が改変されていましたね。

かつて神戸に住んでいた頃は、震災前とか震災後っていう表現はたしかによく聞きました。神戸に住んでいたのはもう10年以上前ですけどね。いかに前後で大きく生活が変わったのかが透けて見えて哀しい表現です。

阪神大震災、東日本大震災の本当の当事者である被害者の方々の痛みが早く癒えることと、だけど危機管理のノウハウやシステム構築はあとにしっかり残っていくことを強く願います。