田舎とガチ相談と900点

どうも今年に入って仕事でトラブルが続いていて、まだ一週間しかたっていないっていうのが信じられない今日この頃、一応3連休は確保できました。逃げたとも言えるかもしれませんが。今年からは気楽に生きて行きたいなーという願望とともにスタートした一年のしょっぱながこんなかんじでは先が思いやられます。

そんなかんじで気楽に行きたい願望が高まっている時に読んだので非常に印象深く…

田舎はオープンワールドRPGみたいだった - phaのニート日記

京大卒で東京でニート?をしているphaさんが和歌山の熊野で一週間滞在したっていう記事なんですが、すごくいいですね。こんな場所だったらいわゆる定職についていなくても地域の中でそれなりに役割を果たしていればそれだけで何とか生きてはいけそう。それはそれで苦手な人には苦痛があるのかもしれないけど、ハンドルの遊びの多い感じの生活が送れるような気がします。

例えばいま私は大阪在住で友人知人もたいてい大阪か関西近辺にいるわけですが、職場の人を除いて月一回以上会う人ってほとんどいないのです。で、この記事の熊野だったら車で3時間とかぐらいなので、たまに人に会うときは車とか電車とかでふらっとでかけていけばそんなに場所が遠いことがネックにもならないし、それ以外ならSNSだったりで様子はわかるのでそんなに離れている気にもならないんじゃないかな。正直住んでいる場所が近いだけの人より、SNSでつながっている人とのほうが心理的距離は近い気がします。もちろんしょっちゅう会う人がもっと近いですけれども。

で、こういう生活に憧れるときにはついつい、いっちょ会社をやめて田舎に骨をうずめてみるかーみたいな覚悟が必要な気がしてしまうし、そうでなければこの記事のように一週間程度の滞在で味見だけして「あー楽しかった」みたいにお茶を濁して終わりだと思うのです。でもこういうのってもうちょっと楽に、「1年ぐらい仕事休んで滞在したいなー、いや、ご近所付き合いをちゃんとしようとおもったら2年ぐらい要るかなぁ」とか、そういう感じで選択肢に上がってきたらいいのになぁと思うのです。

新卒で就職できなかった人は、2ヶ月ぐらいこういう田舎に滞在してみたらいいんじゃないか。ほんと、生きていく方法は就職してお金を稼ぐだけじゃないって実感できると思うよ。などと言いながら、流されるまま生きるタイプの自分じゃこういう多数派から外れた選択はできないと思うんだけれど。

車で深夜ラジオのポッドキャストを聞くことが多いんですけど、昨日南キャン山ちゃんのポッドキャストを聞いたんですよ、

2013年01月09日の不毛 山里兄さんにガチ相談 - JUNK 山里亮太の不毛な議論

内容としては、リスナーのガチの相談にガチで答えるってことで、そんなにおもしろいわけではないのですが、悩みのほとんどが進路とか就職とかのことで、どうも「自分が何をやりたいのかわからない」的な悩みを持っているらしい。正直僕は何をやりたいとはっきり意思を持って進路を決めたことは殆ど無い気がする。どちらかというと、他人と比べて自分が得意そうな方向をゆるく選択してきただけで、それは意思というより自動的に決まってきたようなもの。そんなんでも生きてこれるんだからそんなに悩まなくても…って思うなぁ。まぁ、そんなだからこんなふうになっちゃうのかもしれないけれども。

ソフトバンク、TOEIC900点で100万円 社員に報奨金  :日本経済新聞

900点か…長い道のりだな…社員じゃないけど。900点越えたら一回だけもらえるんかな。900点越えのスコアカードを持って行くたびに100万円もらえるなら無茶頑張るよな。